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コーティング方法④塗装

さて、これまでいろいろなコーティングとして酸化発色やイオンプレートなどをご紹介してきましたが、今回のテーマは「塗装」です。

まずは塗装についておさらいしましょう。下の写真をご覧ください。



      



車、ジャングルジム、ブリキの金魚。これらは全て何らかの金属に塗装が施されたものです。

金属に塗装をするのには大きな理由が三つあります。


意匠性を与える

②耐食性を与える

③機能性を与える

例えばむき出しの鉄では見た目も地味ですし、すぐに錆(サビ)が発生してしまいますよね。

そのため塗装をするのですが、用途によってはある特別な機能性を与えたい場合があります。


例えば耐摩耗性(を上げてキズがつきにくくする)などはよく聞かれる機能性ですが、近年では耐指紋性(手でさわっても指紋がつきにくい、取れやすい)もたいへん注目されています。

そういった特別な機能性を与える場合には「焼付(やきつけ)塗装」という塗装方法がよく用いられます。


「焼付塗装」について少しだけ詳しくお話ししますね。

下の図をご覧ください。

 

 

このように「焼付塗装」では二度塗りがおこなわれます。

下塗りのあとに上塗りして仕上げることで、より強固で長持ちする塗装膜を作ることができます。

言い換えると、下塗りをしなかったり(まずそういうことはないでしょうが)下塗り塗料の選定を間違えると塗装がすぐ剥げてしまったりします。 


また上塗りの塗料には、メラミン樹脂塗料やアクリル樹脂塗料などさまざまあります。

用途に応じた機能性のためには、この上塗りの塗料の選定もとても重要です。 


ちなみに焼付(やきつけ)という言葉通り、焼付塗装は熱(150~180℃くらい)をかけて塗料を硬化させる方法です。

つまりこの温度に耐えられない製品(例えばプラスチック製品)には適用できないので、常温乾燥できる塗料が用いられます。

 また公園の遊具やベンチなどは、ほとんどが耐食性と意匠性があれば充分なので、そういった場合にも常温乾燥できる塗料が用いられますね。

塗装は、メガネの金属フレームやアクセサリーなど小さいものから、家電製品や什器、はたまた遊具や自動車など大きいものまで、いろいろな用途で用いられています。

 

   


その主な理由はまず(他のコーティングに比べて)費用が抑えられる、ということがあるでしょう。

またワーク形状や大きさに制限があまりない、ということも利点ですね。

ジャングルジムにスパッタリングをするのはさすがに現実的ではないですから…


そして、なんといっても塗装はカラフルにできます。

白物家電と呼ばれホワイトが主流だった家電製品も、昨今では赤や青などが使われ見た目がとても華やかですよね。

こういったニーズに塗装はまさにうってつけと言えます。

今回のステンレスコラム「コーティング方法④塗装」いかがだったでしょうか。

 

こちらのコラムでは「よく聞く言葉だけどいまいちピンとこない」「先輩や同僚に今さら聞くのもちょっと恥ずかしいな」というお客様の声にお応えし、なるべく分かりやすい言葉でいろいろな技術や事例を紹介していきます。

 

次回以降もどうぞよろしくお願いいたします。

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