ステンレスコラム

ステンレス加工の専門家
太華工業が運営するステンレスコラム

ステンレス研磨と表面処理

研磨方式

2021.12.08

STAINLESS CONSULTING 太華工業株式会社は創業来60年にわたり、ステンレスと研磨に携わってきました。
特に研磨の分野では業界のパイオニアと自負しています。

さて、その「研磨」ですがステンレス業界ではごく身近なものとして当たり前のように存在しています。
しかし、なぜ研磨をする必要があるのでしょうか。なぜ他の方法ではなく研磨なのでしょうか。
そんなことを普段、考えたことはございますか?…ちなみに私はありませんでした(苦笑)

お客様から研磨してほしいと言われているのに「なぜですか?」と聞き返すのはちょっと勇気がいりますよね。
そこでこのページでは、研磨を含めたステンレスの表面処理を少し俯瞰的にご紹介していきたいと思います。

さて、まず研磨の位置づけですが私たちは「研磨・研削」として「コーティング」や「改質」と並びステンレスの表面処理技術の一つ、として位置付けています。

そして、お客様が表面処理をしたい理由は大きく2つに分けられます。

  • (ステンレスを)より美しくしたい = 意匠目的
  • (ステンレスに)機能を持たせたい = 機能目的

表面処理といえばメッキなどのコーティングを連想される方も多いと思いますが、あくまでお客様の目的に応える手段として表面処理技術があります。
研磨もそのうちの一つとして捉えると、もっといろいろな可能性が広がるのではないでしょうか。

STAINLESS CONSULTING 太華工業株式会社は、まずお客様の目的=お悩みを深く共有することを心がけています。
そしてその内容に応じて最適な表面処理方法をご提案し、これまで多くのお客様のお悩み解決をしてきました。

それでは、次回以降からはそれぞれの表面処理方法について少し掘り下げていきたいと思います。
「スラスラ読める!ステンレスコラム」次回以降もお楽しみに。